知って、選んで、健康に。

牧草で育てられた家畜の赤身肉には、重要な栄養素であるタンパク質、鉄分、ビタミンB12、亜鉛、オメガ3が含まれます。それぞれの特徴について見ていきましょう。

タンパク質

· 組織の生成、形成、修復だけでなく、病気を予防するための免疫力を活性化する重要な栄養素です。

· ・人の肉体的、精神的な成長と発達にも不​​可欠な栄養素です。

鉄分

· 血流全体に酸素を運ぶ赤血球の基本成分であるヘモグロビンの生成に必要なため、必須ミネラルと考えられています。

· 酸素輸送の重要な機能をもつことから、健康上特に、スポーツを行うアスリートの方々には、鉄分を十分に摂取することで赤血球生成により抵抗力と瞬発力を高め、より良いパフォーマンスの発揮につながります。

ビタミンB12

· 動物由来の食材にのみ含まれています。

· このビタミンの十分な摂取は疲労感や倦怠感を軽減し、一方でB12の不足は悪性貧血を引き起こし胃腸や神経の働きにも関わっています。

亜鉛

創傷治癒、免疫系の働き、炭水化物代謝に加えて、細胞の増殖と成長において重要な役割を果たします。

このミネラルの適切な摂取は、タンパク質の分解と合成、DNA と RNA の合成、免疫系の機能、骨の成長や生殖機能の維持に欠かせない栄養素です。

亜鉛は細胞内に存在し、300 種類以上の酵素の活性に介入し、触媒機能、構造機能、調節機能を果たし新陳代謝を上げる働きを持ちます。

オメガ3

いわゆる必須脂肪酸のひとつであり、体内で合成できないため、食材から摂取することが大切です。

オメガ3は、心臓の働きに有益であり、さらに、抗炎症効果および抗凝固、コレステロールおよびトリグリセリド量を減らし、血圧降下作用もあります。