2月20日から24日まで、INACはドバイのガルフード(Gulfood)見本市に2フロアに分散した96平方メートルのスタンドで参加。
代表共同出展工場9社、仲介・貿易会社7社が参加しました。
INAC代表団はコンラード・ファーバー会長、理事会代表のホセ・メサ氏とダニエル・デ・マトス農牧大臣、マーケティング管理部門のメンバーであるアルバロ・ペレイラ氏とセシリア・ショー氏で構成。
駐アラブ首長国連邦大使アルバロ・チェリアーニ氏は、商務官バルバラ・エル・ドバイシ氏とともに初日にスタンドを訪れました。
この見本市は食品と飲料の分野において世界的に注目され、特に中東と北アフリカでは最大級の見本市とされています。
28 回目となる今回は、125 か国から5,000 社以上の出展者が集まり、前年比25%の成長を記録しました。
ドバイのワールド・トレード・センター内93,000 平方メートル以上の24 ホールで展開。 INAC は肉部門の第3パビリオン内のスタンド A3-2、B3-1 に展示ブースを設けました。
このイベントには、従来より地域諸国の主要な関係者が参加します。
今回のガルフードには、中国の海外旅行に関連した検疫要件が緩和されて以来、初めてということもあり、中国との貿易に携わるビジネスマンの多数参加が確認されました。
INACの公式代表団は今回の参加を機に様々な活動を展開しました。
以下の同類組織との会合に参加し、有益な意見交換の実施。
ABIEC (ブラジル)、IPCVA (アルゼンチン)、USMEF (米国)、および MLA (オーストラリア)。 後者とは持続可能性分野での協力体制について検討がされました。
一方で、中東地域での貿易に関する知識を深めるために、湾岸市場に特化したさまざまな企業との交流を図りました。
中東での異なる国同士そして各国特有の事情を考慮する重要性について認識させられました。
例えば、アラブ首長国連邦では人口の80%以上が移民であり、150以上の国籍の人々が住居していること。
すると、一定の市場であっても、食文化や購買習慣に大きなばらつきがあり、マーケティングやメディア戦略をよく考えなければならない。
最後に、代表団はサウジアラビアのリヤド市を訪れ、同都市での照会ネットワーク開発を行いました。
この取り組みは、サウジアラビア王国駐在のネルソン・チャベン大使の支援により実現しました。
食肉製品に関して、ウルグアイは昨年中、上記国々に約2000万ドル相当を輸出しており、輸出総額の1%弱に相当。
これらの市場は自給率が低く輸入に依存しており、関税も比較的低いため魅力的な輸出先と言えます。 ウルグアイは国と商品に応じて0%から5%の関税が課せられます。 競合国も同様の状況にあるため、その点で不利になることはありません。
2022年、GCC諸国は総額56億4,000万ドル相当の肉製品を輸入し、うち32億ドルが鶏肉(57%)、16億6,000万ドルが牛肉(30%)、7億8,200万ドルが羊肉(13%)でした。 アラブ首長国連邦とサウジアラビアがすべての肉において輸入トップ国となっています。
GCC諸国において 牛肉の輸入は過去 10 年間で 38% 増加しました。 更に、高額輸出国(オーストラリア、ニュージーランド、米国、カナダ)の参加率が増加しました。
過去 1 年間、GCC 諸国の牛肉輸入量の 30% が上記の生産国から供給され、その割合は年々増加しています。 これら 2 つの事実から、高品質な肉の需要が高まっていることが明確になっています。