ANUGA 見本市でウルグアイ食肉の確固たる存在感を示す

foto-ANUGA

INACは、10月7日から11日まで、ドイツのケルン市ケルンメッセ会場で開催されたANUGA見本市に参加しました。
今回私たちは2つ合わせて約700平方メートルの展示ブースを、1階にはお立ち寄り試食エリアで、2 階にはレストランタイプの
試食コーナを設けました。
ウルグアイ代表団はフェルナンド・マットス農牧大臣とINACALのエドゥアルド・ウルガル理事とフェルナンド・ゴメス理事が率いました。
さらにINACALの経営陣および技術スタッフ、共同出展ミートパッカー19社、およびこの業界に関連する15の企業(特にブローカーやトレーダー)で構成されました。

ANUGAには、118カ国から約8,000社の出展者が集まり、総展示面積は約300,000平方メートルを占めています。
この見本市を機に、オーストラリア食肉家畜研究所(MLA)とウルグアイ食肉協会(INAC)は、牛肉と羊の部門が直面する課題について協力し、知識を共有するための了解覚書(MOU)の署名に至りました。

この覚書(MOU)により、オーストラリアとウルグアイは食肉生産における持続可能性、家畜の衛生管理、アニマルウエルフェア、バイオセキュリティ、貿易、市場アクセスなどのさまざまな分野で協力し合うことを合意しました。

オーストラリアとウルグアイの食肉生産工程には長年にわたる信頼関係があり、今回の覚書により、この関係を更に強化し、正式なものとすることになりました。

地理的に離れているにもかかわらず、多くの類似点が共有されており、放牧に基づいた生産システム、革新と改善への取り組み、そして世界中の多様な消費者のニーズを満たす細分性が見られます。

ウルグアイは高品質の牛肉と子羊肉の信頼できる生産国であり、生産量の70%以上を100以上の世界市場に輸出しています。
この覚書は、両機関が持続可能性に関する研究開発や知識と情報の共有などの取り組みを含め、3年間協力するという正式な合意です。

今後数か月以内に、オーストラリアのMLA と ウルグアイのINAC は活動内容と正式な作業計画の定義に着手します。
このMOUは、MLA会長のアラン・ベケット氏とINAC戦略マネージャーのパブロ・カプティ氏によって署名されました。
さらに、10月9日、INACは象徴的なラインテラッセンでレセプションを開催。
レセプションの挨拶で、INACのパブロ・カプティはドイツで開催されるANUGAというヨーロッパ最大の食品見本市でINACは40年間、食のビジネスフワークを継続的に取り組んできた歴史を強調しました。
レセプションでは、ウルグアイの肉とワインのマリアージュに増して、タンゴ ショーもお楽しみいただけました。